参考書ってどうやって使うの? 参考書の正しい使い方!
みなさんは、試験のために、参考書をどのように使っていますか?
そして、自分は正しく使えていると思いますか?
少し心配だなと思う人たちが、このサイトを見に来ているのだと思います。
そんな人たちのために、参考書の正しい使い方について、紹介していきます。
正しい参考書の使い方
1.1冊を何度も読み直す
みなさんは、いろいろな参考書を買ってたくさん問題を解くことが重要だと思っていま
せんか?実はそれは、あまりよくないことなのです。一番大事なことは、
一冊をやりこむことです。勉強の出来は才能ではなく、テキストを読み返す
回数次第。難しいものや覚えにくいことも、とにかく何度も何度も繰り返し読むうち、
自然と身につくそうです。
東大生のほとんどが、1冊の参考書をボロボロになるまでやり込んでいるようです。
2.テストをして復習する
学校では、たくさんテストをしていますよね。あれは、みなさんの実力を確認すると同時に、復習をさせるためにしているのです。
記憶は “インプットするとき” ではなく “思い出すとき” にこそ定着しやすいらしいので
す。
ワシントン大学が2007年に発表した実験でも、テスト形式での復習が記憶の定着に寄与するとわかっています。「テストをせずに復習する」「選択式のテストで復習する」「短答式のテストで復習する」という3つのグループを比較したところ、1ヶ月後のテストでは、「短答式のテストで復習」したグループの成績が最もよかったそうです。
3.小分け暗記法
参考書を使った勉強法として次に紹介するのは、前出の林氏が推奨している「小分け暗記法」。シンプルですが、大量に暗記しなければならない場合はとても便利です。
覚えるべき項目が1,000個ある場合、1,000個を一気に暗記しようとするのは効果的ではありません。新しい項目を覚えているうちに、前に覚えた項目を忘れていってしまうからです。
暗記する項目は10個程度に小分けし、その10個を完全に覚えたら次の10個へ、と少しずつ進んでいきましょう。50個、100個……という節目ごとに総復習をするのもポイントです。
4.三周勉強法
3周勉強法とは「参考書を3周に分けて読み込み、問題を解き、知識を深めていく」勉強法です。
多くの人は参考書を手にしたとき、1周目から「テキストを読んで、問題があれば解く」という勉強方式を取っています。しかしこの方法だと、参考書を読み終えるまでにとても時間がかかりますよね。
また、内容が難しいものになればなるほど勉強へのハードルが上がり、腰が重くなってしまうのです。
こうした勉強への取り組みにくさを取り払うとともに、知識の定着率をアップさせられるのが3周勉強法です。
1周目に全体像を把握してから2周目で問題を解いていくので、勉強への抵抗感がグッと減ります。結果的に勉強へのモチベーションが維持しやすくなるため、途中で勉強を投げ出してしまうのも防げるでしょう。
勉強法についての本
まとめ
参考書は扱い方がとても難しいと思います。でも、これをマスターしてしまえば、
将来成功する可能性は格段と上がることでしょう。年季が入った単語帳とかを入試合格
後に見るととても達成感が沸いてくることでしょう。