速読って意味ない? 内容を本気でインプットしたいなら?
本を読んでいる人は、一回は速読をしてみたいと思ったことがあるでしょう。
また、これから挑戦してみようかなと思っている人もいるでしょう。
そんな人たちのために、速読のメリット・デメリットについて話していきたいと思い
ます。
速読って?
漢字の通り読書速度を向上させ、効率的に大量の本を読破する技術のことを言います。
じゃあどうやってやんの?
速読やり方を知りたい人には申し訳ないですが、速読は、結論から言うと、意味ないで
す。いや根拠は?って思う人もいるかもしれません。しかし、研究結果で出ています。
実際、速読の効果はさまざまな大学の研究者たちにも検証されています。2016年にカリフォルニア大学の研究チームが過去145の研究データから「速読は可能なのか?」を調べ、次のような結論を出しています。
速読するメリットって?
速読するメリットは、大きく分けて、2つあります。
1.時間の確保
速読することのよって、一冊に読み終わる速さは格段とはやくなります。そうすることによって、時間をより有意義に過ごすことにつながります。
2.読書量
人より何倍も本を読むことができるので、勿論読書量の差が生じていきます。
そうすることで、知識も何倍にも増えていきますのでとてもいいです。
速読なんて存在しない?
確かに、速読とはいっても人によってはどれくらいが速読なのかということは、違うと思います。はっきり言うと「一冊一分で読みたい」という人がいますが、それは人間の能力的に不可能なのです。
但し、今よりはやく読む方法はたくさん方法があります。その方法をこれから紹介していきます。
今よりも早く読めるようにになろう!正しい読書って何?
はやく読むためにできること
そのためには、まず、知識を増やそうということです。
知識を増やすことによって、簡単に意味がつかめていくようになります。
少し大変だとは思いますが、長い時間かけて、できるようになりましょう。
他には、経験を積むということです。はやく読むためには。やはり、たくさん読んでいくうちに少しずつでもはやくなっていきます。はやく読みたい人は、今すぐ本を読んでいきましょう。
正しい読み方とは?
1.目次で本の内容を確認してから読み始める。
もちろんあまり上手ではない構成の目次もありますが、よく考えられた目次であれば、中身を読まなくてもおおよその内容は理解できます。
そもそも読書とは、なにかしら知りたいことを探すために読むことがほとんどです。であれば、該当しそうな目次のページだけ読めば、目的は達成できるかもしれません。
目次を活用して情報をピンポイントで取得できれば、ムリに最初から最後まで読む必要はないと考えると、読書がとても楽になります。
2.文章構成の基本を知っておく
読書の前に文章構成の基本的なルールを知っておくと、論理の展開が予測しやすく、内容がすんなりと頭に入ってくるようになります。
大まかに文章構成を分類すると、およそ以下のパターンのいずれかに当てはまることがほとんどです。
- 起承転結
- 序論・本論・結論
- リード・事実・事実
- 結論・理由・事例・まとめ
文章構成といえばなんといっても「起承転結」が有名です。しかしじつは、起承転結がハマるのは、小説やコラムだけです。
エンターテイメント性が必要ないビジネス書や専門書の場合は、結論とその正当性を伝えることが最優先。必然的に「序論・本論・結論」「リード・事実・事実」のような、結論によりフォーカスした構成が多くなります。
またWebサイトに掲載されている文章は、4のように、さらに結論ファーストで書かれていることが多いです。これは最初に結論をいわないと、Web上のせっかちな読者は離脱してしまうからなのですが、こういった傾向を知っておくと内容の理解度は格段にアップすると思います。
3.読書後にアウトプットする習慣をもつ
読書後のアウトプットには、すぐに思いつくだけでも、大きく3つのメリットがあります。
・読んだ内容をより深く理解できる
・読んだ内容を忘れにくくなる
・読みながら重要なポイントを見抜く力がつく
アウトプットをするためには、わかりやすく内容を説明しなければならないので、ポイントを的確に把握しようとする意識が自然と働きます。
アウトプットは、「①読む ②要約する ③アウトプット」というサイクルをともなう、要するに「復習」そのものです。読んだ内容に何度も触れるので、当然理解度も深まります。
前述の「読書メモ」もアウトプットだし、友達に話してみるのも立派なアウトプットです。ただどうしても一方的なアウトプットになりがちなので、慣れてきたら、AmazonなどのレビューやSNSでの書評に挑戦してはどうでしょうか。
正しい読書法についての本
まとめ
速読はできるようになれなくても、今よりも早く読めるようになる方法なんかほかにも
いっぱいあります。自分に合った読書術を見つけてみてはいかかでしょうか?